――受講資格認定テストの合格に向けて、何をするとよいですか?
まず計算力は必須です。数のセンスは計算を通して磨かれると考えています。特に入学試験では、計算問題であっても意図をもって出題されていることが多いです。計算練習でも「なにか意図はないかな?」と考えてほしいです。
あと、自分で試す能力は高めておいてほしいです。まずルール通り試してみて、そこに隠された別のルール・法則を見つける、というのが今の算数難問の主流です。答えが無い世の中での思考力が試されていると言えるでしょう。よくわからないにも関わらず、何も書かずにじっと見つめ続けている生徒を見ると「それは考えているではなくて、自分勝手に想像しているだけなのになあ」と思ってしまいます。
一方で、全部書き出して終わり、にもしてほしくないです。先ほども話したように、隠された別のルールは常に意識してほしいです。
最後に清水より、受講を迷っている方に向けて、今までお話ししたようなポイントを確認できる問題を出すとのことです。
あえて正解は書きません。算数オリンピック受講希望の方は、解いている様子・解き終わった様子とともに、解答をご連絡ください
というメッセージが来ています。
(1) ある数を小+中+大の3つの整数のたし算であらわすことにします。
ただし、同じ整数は使ってはいけません。
例えば、9は1+2+6、1+3+5、2+3+4の3通りの式であらわせます。
小学2~3年生向け
15は何通りの式であらわせるでしょうか。
小学4年生以上向け
66は何通りの式であらわせるでしょうか。
(2) ある数を、〇+2×▲+3×□という式の〇・▲・□にそれぞれ1以上の整数を入れてあらわすことにします。
この問題では、同じ整数を入れてもかまいません。
例えば、10は5+2×1+3×1、3+2×2+3×1、1+2×3+3×1、2+2×1+3×2の4通りの式であらわせます。
小学2~3年生向け
15は何通りの式であらわせるでしょうか。
小学4年生以上向け
66は何通りの式であらわせるでしょうか。
漢字の知識は不問としていますので、読めない漢字やわからない言葉は教えてあげてください。
ただし、教えてよいのは言葉の読み方・言葉の意味だけです。
それ以上のヒントは、授業内でもかなり時間が経過してからしかもらえません。
あくまでお子さま自身が正解にたどり着くことを大切にしてください。
エルカミノが求めていることは、等差数列の公式とか不定方程式とかではありません。
もっと根本的な「ものの見方」を考えてみてください。