【進学指導部より】
算数
大問1の計算・小問集合はとても良い出来でした。ここで失点すると差がつきます。入試でも同様のことが起こらないように、ミスをした人は日頃の計算トレーニングの取り組み方を考え直してください。大問5は平均の値段を考える問題でした。(2)の「平均が~円以上になる個数」を求めるとき、計算をしたときに個数が整数になる必要はありません。計算した数値が何を意味するかよく考えて解き進めてください。
国語
大問3⑼は、主人公の心情の根拠を問う選択問題でした。設問中の「ふさわしくないもの」という指示を見落とさないようにしましょう。イが悩ましい選択肢ですが、リード文には、加奈子は母の離婚の理由がよくわからないと書かれています。母から話を聞くことで、離婚についての不安が晴れてほっとしたのです。ヒントが隠されているので、リード文もよく読むようにしましょう。
理科
大問6(4)、(5)に苦戦した答案が多く見られました。塩酸と石灰石が過不足なく反応する際の量と、発生する気体の体積を整理して書き出すことが大切です。それをもとに(4)、(5)ではそれぞれ何倍になっているのかを考えながら解き進めていきましょう。
社会
大問3(7)の正答率が非常に低く、誤答としてウが多かったです。ウを選んでしまった人は、綿糸と生糸の違いを確認しておきましょう。また、高崎市は電気機器の生産が盛んで、食品メーカーの工場も多い都市ですが、県庁所在地ではありません。