【進学指導部より】
算数
大問5は複雑な図形の面積を求める問題でした。このような問題は、「①分けてから足す」「②大きな図形から引く」のどちらかで求めることが多いです。図形を分けるときは直角の位置に注意して考えましょう。大問7は分数で表されたきょりを考える問題でした。求めるきょりがどこかを見失っている解答が見られます。図を使って問題文の内容を整理しましょう。
国語
大問3⑼は、主人公の心情の根拠を問う選択問題でした。設問中の「ふさわしくないもの」という指示を見落とさないようにしましょう。イが悩ましい選択肢ですが、リード文には、加奈子は母の離婚の理由がよくわからないと書かれています。母から話を聞くことで、離婚についての不安が晴れてほっとしたのです。ヒントが隠されているので、リード文もよく読むようにしましょう。
理科
大問9(1)および(2)は正答できていたものの、それらを組み合わせて考える(3)では正答に至らない答案が目立ちました。日周運動で日時を、年周運動で月を合わせる手順が定着していたか確認しましょう。このような設問では、小設問ごとの流れを意識して解くことが重要です。
社会
大問1問4⑤の記述問題は、多くの生徒が空らんにはせず、がんばって答えを書いていました。しかし、得点に結びつかない答案も多く見られました。社会の記述問題では、「昼と夜の気温の差が大きい」から「果物が甘くなる」のように、原因と結果を意識して書くようにしましょう。