年賀状問題 解答・解説

2025年が始まって、もう半月が経過しました。皆様、元気にお過ごしでしょうか。
今回は年賀状問題の解答・解説です。

問題はこちらでした。

答え 184320


解説
地道に2025個調べてもよいのですが、計算ミスをしやすくなります。
工夫をして、なるべく少ない計算で済ませましょう。

まず1けたの数 1~9はそのまま足すだけですので45。
次に2けたの数 10~99。1の位が0の数字はかけ算しても0なので考えません。

まず、11~19までのかけ算の答えを足すと1+2+3+4+5+6+7+8+9=45。
次に21~29までのかけ算の答えを足すと2+4+6+8+10+12+14+16+18=90
31~39までのかけ算の答えを足すと3+6+9+12+15+18+21+24+27=135
このまま計算していってもよいのですが、今までの式をよく見てみましょう。
=の左側に並ぶ数字が2倍・3倍となると、たし算の答えも2倍、3倍となっていることがわかります。
これは、中学校では分配法則として学習します。3×6+3×8=3×(6+8)というように、同じ数字がかけ算されている数をたし算する場合、かけ算される前の数を足してからかけ算しても、結果は同じになります。
今回は、この分配法則をフル活用していきます。

41以降のかけ算の答えを足すと、45×4、45×5…45×9と並んでいきます。
これらを全部足す場合、45×1+45×2+45×3+…45×9となりますから、再度分配法則を使うことで45×(1+2+3+4+5+6+7+8+9)=45×45=2025と計算できます。

次に3けたの数
111~199までは先ほど計算した11~99までの数に1をかけたことになるので、計算結果は11~99までの答えと同じ2025。
211~299までは、11~99までの数に2をかけたことになるので、またまた分配法則を使うことで2025×2
同様に考えると111~999までのたし算は2025×(1+2+…9)=2025×45

4けたの数に移ります。
1111~1999までは111~999に1をかけたことになるので、3けたの計算結果と同じ2025×45
2000~2025までは、百の位に0が入っているので0

最後にこれらをたし算すると45+2025 +2025×45+2025×45=45+2025×91=184320となります。
前におこなった計算結果をうまく使って、計算量を減らしていくことが、正解へのポイントでした。

え?分配法則を知っていたから簡単だった?

実は今年も「これは難しすぎるだろう」ということで、採用とならなかった問題があります。
年賀状問題で物足りなかった人は、ぜひチャレンジしてみてください。
解答は後日、このブログで公開します。


 

問題
以下の性質を満たす整数を「ヘビ数」と呼ぶことにします。
     「2けた以上の整数で、隣り合う2けたの数字の差がすべて3以下である。」
例えば、2025はヘビ数ですが、2026は十の位と一の位の差が4なのでヘビ数ではありません。

1.ヘビ数を小さい方から順に並べたとき、2025は何番目ですか。
2.ヘビ数を小さい方から順に並べたとき、2025番目の整数はいくつですか。